仕事における長時間労働のリスクとストレス

仕事をしていると、勤務時間内になかなか作業が終わらないということがありますよね。世の中では、長時間労働というものが大きな問題となっています。長時間労働を続けていると、健康を損ねる恐れもあるので注意が必要です。どこからが長時間労働なのかという点について明確な基準が定められているわけではありませんが、目安になるものがあるのをご存じでしょうか?労働基準法では、勤務時間は1日8時間以内、1週間で40時間以内というように制定。時間外労働としては、1か月に45時間以内というように定められていて、これが長時間労働の目安となります。仕事によっては、心臓や脳などに影響が及び、命を失ってしまう過労死という問題があります。1か月の残業時間が80時間を超えることが、過労死のリスクの目安です。この時間を超えて仕事をすることで心臓疾患や脳疾患のリスクが上がるとされていて、自身の働き方がこれに該当する場合はたいへん危険になります。

精神疾患のリスクが上がるのは、1か月の残業時間が160時間、もしくは労働時間の合計が333時間の場合です。長時間労働が続くと、なかなか休息を取ることができません。自身の生活習慣が乱れ、ストレスがたまりやすくなり、そこからうつ病等の精神疾患に発展する可能性もあります。長時間労働に当てはまるような働き方をしていると感じたら、仕事の仕方を見直すことが必要です。また、これらと同時に近年よく耳にするのが、感情労働についての問題です。感情労働について、詳しくはこちらのサイトをご覧になってみてください。